Snap (スナップ) パッケージなら、インストールしたいアプリケーションが 他のディストリビューションにあって 自分の使用しているディストリビューションにはない、ということがありません。
Snapパッケージは、特定の Linuxディストリビューション(UbuntuやFedora等)専用パッケージではなく、様々な Linxuディストリビューションにインストールできる パッケージ形式です。 同じファイル 1 からインストールされます。
現在、40以上の Linuxディストリビューションにインストール可能です。
snapd が必要
Snapパッケージを利用するには、snapdがインストールされている必要があります。
https://snapcraft.io/docs/installing-snapd (公式サイト 英語)
Ubuntuなどには最初からsnapdがインストールされています。
Lubuntuなどは、Snapパッケージのインストール前に、snapdのインストールが必要です。
Lubuntuの場合、端末で sudo apt install snapd
とすると snapdをインストールできます。
そしてログインし直すか再起動します。
snapdのインストールの参考ページ(Debian, CentOS, openSUSE Leap, Arch Linux)
https://gihyo.jp/admin/serial/01/ubuntu-recipe/0582?page=2 (日本語)
Snapパッケージのインストールとアンインストール
色々なアプリケーションをインストール・アンインストールを繰り返していると、パッケージの依存関係が壊れたり、不要なパッケージが残ることがあります。 しかし、Snapパッケージならそのような事がありません。
Snapパッケージのインストールやアンインストールで、他のインストールされているアプリケーションやパッケージに影響がありません。
Snapパッケージは、他のアプリケーションやライブラリと独立してインストールされるため、他に影響なくアンインストールできます。
パッケージの依存関係が問題にならないか心配することありません。
Snapパッケージのインストール方法
Snapパッケージは、 端末からインストールする方法以外に、GUIの Gnomeソフトウエア(gnome-software)やスナップストア(snap-store)や KDE Discover からもインストールできます。
これらでソフトを探すことも出来ます。
まだ公式サイトでも検索できます。
https://snapcraft.io/store
スナップストア(snap-store) そのものがインストールがまだなら sudo snap install snap-store
でインストールできます。
https://snapcraft.io/docs/installing-snap-store-app
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インストール・ファイルはディストリビューションが違っても同じですが、アーキテクチャ(i386 や amd64 等)毎に用意されています。 ↩